1954-12-06 第20回国会 参議院 大蔵委員会 第3号
そうだつたと私は思うのですが、ところがたまたま大蔵省の所管になつて国有財産ということになつたために、そう簡単にいかなくなつたというお話があつたが、大蔵省とは何か折衝した事実があるのですか、無償でこれを一つ渡してくれたらどうだというようなことについて。それは御存じないですか。
そうだつたと私は思うのですが、ところがたまたま大蔵省の所管になつて国有財産ということになつたために、そう簡単にいかなくなつたというお話があつたが、大蔵省とは何か折衝した事実があるのですか、無償でこれを一つ渡してくれたらどうだというようなことについて。それは御存じないですか。
ところがこれが産業復興公団の方から大蔵省の方に引継ぎましたために、大蔵省は既定方針に従つて国有財産として管理して、家賃をとるとかあるいはまた払下げをするとかいう、一定の契約によつてこれを実施するという形になつたわけでございます。そもそも初めに厚生省にこれを引受けさしておるならこういう問題は起きないのでございます。これは厚生省と大蔵省との間で解決をいたしますから……。
この点から見て、町村合併において、事業計画が間違いなくこれによつて国有財産を切つただけの利潤が国家財政に寄与するのだというのは、私はある程度いいと思うのですが、さもない限り町村合併の国有林払下げ問題については、私に言わせれば、そうなわ張り的につつぱるべきではない。やはりこれは払い下げるのが妥当と思われるものは払い下げてやるようにしてもらいたい。
そういう意見であつて、国有財産総合評価要領によるということが悪い、ところが今のお答えによると、今度は逆に国有財産総合評価要領によるのが妥当でないということになつて、これは私意地悪を言うのじやありませんけれども、あとで議事録ができたときに正確に一つ読んで御覧なさい、違うのですよ。どちらの答えが本当なんですか。
何もここで初めて普通財産を処分する、こういう場合に、これからもう勝手に処分をできるのだ、そういう勝手なやり方をしてもらつては困るので、併しこれは国有財産法なり何なり、その他の法律に従つてやらなければならないというわけで、特に先ほどの木村委員から御指摘のように、特に法律に従つて、国有財産法に従つてなされなければならないものである。
○佐多忠隆君 先ほどのお話によると、大体国連軍とアメリカの駐留軍とには任務或いは目的、機能に相違があるから、待遇、地位等については若干の違いもあるのだということで、特にこの私有財産に対する賃貸料ですか、等々の問題に対してはむしろ国連軍自体から支払を受けているのだというようなお話だつたかと思いますが、これを貫けば、このそういう相違から勘案して、むしろこれは私有財産だけでなくつて、国有財産についても同じ
従つて、国有財産については今のように問題は簡単でございますが、民有財産につきまして日本側は提供する義務がございませんから、話がつかなければ民有財産は使えないということになると思います。それから取扱いの機関でございますが、ただいまいろいろ考えておりまして、調達庁ということもひとつ考えてみました。
○野溝勝君 それでは一つ窪谷局長の御意見通り、至急一つ調査を願つて、国有財産である以上は、国民の大多数の希望に副つたほうがいいと思うので、そういう点については処置を誤まらんように、この点に対する局長の努力を願いたいと思います。
また国有財産についての変動のある場合には、適正な価格によつて国有財産の移動が行われるように、適切なる、かつすみやかなる措置を私は大蔵臣にお願いしたいと思うのでありますが、大蔵大臣の御所見を承りたい。
これによつて国有財産に対する損失を受けるということがもう第一に重大なことである。それ以上に、いわゆる営林署に関係するところの取引業者という者に対する道義的な、そういうふうな思想上の悪い習慣を野放しにしておくことにこれは相成るわけだ。今後どうあなたは一体なさるつもりか、こういう問題を。ただ遺憾であつたということだけでは決算委員会は何もならない。これに対する処置ということも考えなければならない。
○阿部委員 お尋ねしますが、国有財産が不法占拠をやられた場合に、それを回復するのは訴訟によるほかはないとあなたはおつしやるのだが国有財産の管理の責任を負う者として、そういうことが起ることがあつて、それであなたは善良なる管理者として注意を払つて、国有財産を管理しておるものと言えるのですか。
また本法は、社寺等に対して特別の保護、利益を与えようとするものでないことはもちろん、社寺上地、地租改正等によつて国有財産となつた土地を、さきの上地が不法不当であつたとの理由で無条件に還付しようとするものでもないのでありまして、社寺などをして将来において国家の監督統制を離れて自主独立の活動をさせるために、元社寺等の所有地であつて社寺上地、地租改正等によつて上地され現に無償貸与してある国有地の中より宗教活動
その後昭和二十四年十二月の法律第二百六十二号によりまして、国有財産法の規定を適用除外にいたしたのでありますが、これはその財産の公物性を奪う趣旨ではなくて、第四章の会計の規定が十分整備されたからという理由によつて国有財産法を除外したということになつております。併しながら国有財産法を除外したからと言つて、その財産の公物性というものを失わしめたものとは先ほど来言つたような関係から考えられません。
すでに国有財産法によつて国有財産の処分管理については法律によつて制限を受けておる。憲法ばかりではない、すでに法律で一定の制約を受けておる。それ以外に逸脱した行為を政府がやる権限はない。単に憲法の範囲内というけれども、具体的に憲法のもとにおける法律によつて制約を受けておるのであつて、その法律のもとで政府が行動しなければならぬわけです。それ以外のいろいろな制約があるわけです。
その場合に今の放送協会は御承知のように公社ではありますけれども、国鉄や電電公社と違つて、国有財産を主として経営をやつているのではない。従つて財産関係は国有であるが、経営だけをコーポレーシヨンにまかしたという形では、ちよつとないのです。
いは国費を出すことについても、学校給食というものが全部の学童に行なわれているというなら租税を出すのは至当だけれども、学校給食が一部しか行われていないということについては、国費を以てそれを負担して行くには難色を示すという大蔵省の原則、これは言うまでもなく私は国有財産が非常に強い公共性がある、公益性があるということについての特別措置は、今おつしやつたように原則として、私は言うまでもなくこの遺族に限つて国有財産
それで御両所に御出席を煩わしましたのは、直接日本遺族会の実情について承わり、それによつて国有財産の無償貸付をしてもよろしい対象の団体であるかどうかということを我々は確認をしたい、こういう意味で御出席を我々希望いたしましたのであります。そこで伺いたいと思いますのは、日本遺族会の御創立の事情をざつくばらんに納得の行けるような、よそ行きのことでなしに一つ簡明に我々にわかるように御説明を煩わしたい。
昭和二十四年までは国有財産によつて国有財産法の適用を受け、財政法、会計法あるいはその他の一連の関連の法律の適用を受けて管理され、運用されて参りました。
○堤(ツ)委員 わが党はこの法案につきまして賛成の意を表するのでございますけれども、審議の過程においてわが党からその事理を明白にいたしました通り、終戦後、占領中に解散団体の指定を受け、また接収になつて国有財産に帰したものの中には、ことに物件、土地などにおいては非常に種類が多うございますが、これらのものをどうするかというところの、接収の対象になつたもの、解散団体の指定に一応なつて国有財産に帰したもの等
従つて国有財産、あれをあんたのほうでも方針としてはできるだけ早く処分をし、活用したいというお話である。而も希望者が多い。これは先ほどのお話の中で処分したくても受け手がないというのと違うて反対に多い。
その衝に当つておられる方が、日本人のあるいは日本の国の所有権に属する土地を相手方に対して、国有財産は無償で、民有地にあつては収用法を援用して提供しなければならないという、そういう形において問題の処理に当つておられるのであるが、少くとも行政協定の実施に伴つて国有財産なり民有地なりを、在日米軍の用に供するための根拠法規というものの上に立つて当然やるべきだと思う。ところが農地法によつてそれをやつておる。